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ビューラー大谷 大谷怜子

サマー・オブ・ソウルを観に行った

「サマー オブ ソウル」を観にいってきました。

ウッドストックが開催された1969年の夏。
160キロ離れたニューヨークの
ハーレムの公園で行われた
「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」
黒人のために行われた無料の音楽の祭典。
当時のスターたちが集結し、30万人以上の観衆が熱狂したのに
その様子を記録した映像は
「金にならん」
という理由で
約50年も埋もれたままになっていたのがクローズアップされ
現在によみがえったドキュメンタリーフィルムだそう。
マルコムXやルーサー牧師が暗殺され、
黒人の地位が叫ばれるようになった頃、
奇しくも、アポロ11号が月面に着陸した日に開催。
集まった観衆は
「関係ねえよ。月に行く金があればオレらに回せよ」
とかなんとか(笑)
スティービー・ワンダーに始まり、
ゴスペルの熱唱が始まるとワタクシ、
トランス状態になり数分寝落ちするという
いつもやらかすクセをまたやってしまった💦
超もったいない😱
モータウンにアフロキューバン。

そして、サイケデリックなファッションの
Sly & the family stoneでまた興奮。
ほんで〆はニーナ・シモン。
スゴすぎた❤️
ニーナ・シモン、好きなんやけど
あの深みのある声と魂の震えで心を揺さぶられすぎて
ワタシのなかでは
「元気な時でないと聴けない人」
という立ち位置。
(そういう人、あとコルトレーンとリストと計3人いてる)
しっかり心ゆくまで楽しめました。
今までアルバム一枚をまるまる聴けなかったんやけど、
チャレンジしてみよう!
という個人的な感想を挟みつつ、
時代背景やファッションの変遷も楽しめて、
観た人の世界が「白と黒」しか
なかったのがカラフルになる映画です。
(これは映画の中の心に残ったコメントのパクリです)